その7.傷病手当金の申請
その6.休職後の確認事項は一通り確認されましたでしょうか。
休職申請に際しては、ほとんどの会社で医師の診断書の提出が必要となります。
診断書に関しては面倒でも必ず毎回コピーを取得しましょう。
病院から封筒で渡される場合は開封しても差し支え無いと思います。
理由はもしも労災申請を決断する際に必要となるかも知れないからです。
さて、傷病手当金というのはいったい何でしょうか。
ものすごくざっくりと言うと、「健康保険」には傷病等における休業時の収入保障手当があり、それを傷病手当金と言います。
金額は給与によって異なりますが、おおむね標準報酬月額の約6割が手当として受け取れます。
給与は総支給額を基準にします。
課税総支給額の金額が30万円の場合約18万円が目安となります。
さらにそこから社会保険料が控除され入金となるので約14万円前後が実際に受け取れる金額の目安となります。
※控除される社会保険料は扶養の有無でも大きく異なります。
傷病手当金は所得扱いにはなりませんので所得税はかかりませんが、健康保険料・介護保険料・雇用保険料・住民税は控除されます。
より詳細に標準報酬月額がいくらなの知る方法としては、給与明細の社会保険料の金額から判断することが可能です。
(そのうち詳細を追記予定)
具体的な申請のフローは下記のようになると思います。
申請は1ヶ月に1枚以上が必要となります。
医師や会社の事務の都合および医師の記入に費用が掛かることから、1ヶ月に1度申請しましょう。
日付例:2017年5月1日~休職の場合
1.会社または健康保険組合指定の用紙に必要項目を自身が記入
用紙はコピーをし、常に予備を複数枚持つようにした方が良いでしょう。
日付例:5月1日
2.医師に提出
5月の受診日に5月の傷病手当金申請書を渡しておきましょう。
日付例:5月10日(受診日)
3.前月末までの状況を翌月受診日に医師が記入し本人に返却
6月の受診日に5月1日~5月31日までの傷病手当金申請書を記入してくれます。費用がかかります。
日付例:6月9日(受診日)
4.記入漏れ等確認し会社へ郵送
早ければ早い方が良いので即日記入漏れを確認して会社宛に郵送しましょう。
またこの際にも毎月必ずコピーを一部取り、保管しておきましょう。
(必須ではありません。傷病の理由を記載する欄がありますので労災や年金申請時の参考とするためです。)
会社と自分の宛名ラベルを作成しておくとスムーズです。
日付例:6月10日
5.会社が記入欄を埋め保険組合提出
この事務手続きは会社によります。
少なくとも月に1度は処理をするはずですが心配な場合は休職前に確認しておくと良いかもしれません。
日付例:6月17日
6.保険組合確認
組合にもよりますが、初回は2ヶ月程度の期間を要します。
日付例:8月31日
7.保険組合が組合内締切日に会社へ送金
入金は組合の決まった支払日に会社宛に送金されます。
日付例:9月10日(組合による)
8.会社が社会保険料等の控除の上銀行振込
会社からの入金は即日ではなく会社の支払日に準じます。
会社からあなたの口座へは、組合からの入金を待ってから支払われます。
初回入金は数ヶ月分まとめて入金されます。
その後、毎月提出していれば毎月入金があります。
5.ー7.の各締切日を確認しておき、それに間に合うように申請書の送付をすると良いでしょう。
つまり、5月1日~5月31日までの休職で初回の場合、傷病手当金の入金は最大で半年近く先になる可能性があります。
最短でも3ヶ月は生活資金の用意が必要となりますのでご注意ください。
日付例:9月25日(会社による)
ざっくりと流れを書くとこのようなフローになります。
支払日が少ない会社の場合、タイミングがずれると入金が1ヶ月ずれたりするので申請書の郵送は可能な限り速やかに行いましょう。
たかがブログですらままならない
こんばんは。
めんたるへるす子です。
ちょっと調子を崩しておりました。
思ったことを書けるブログとして開設したはずなのに、もうすでに思ったことを全部は書けなくなっています。
なーんーでー。
わかりません。
性格なのでしょう。
今日は調子が良くてネットショッピングで必要な物を買い足したり、メールの整理をしたり。
殆どいらないメールで一日150件くらい届くんですよね。
一応振り分け設定はしているものの、受信しておかないとすぐに溜まってしまって、ショップからのメールが届かなかったりするもので。
買い物してたらお得な情報をゲットしたので下書きも書いたんですけどね。
あと本来のブログの趣旨のメンヘラのための手続き関係の記事もね、ちょっとずつ下書きに書いてます。
ま、相変わらずこんな出来立てブログに情報求めてくる人なんておりませんで。
アフィリエイターさんが足跡残しに来るくらいです。
いいですよ、アフィリエイターさん来てくれるのも。
ありがたいことですね、きっと。
アクセス0よりはやる気出ますから。
もう少し使える記事が増えてきたら、インデックスとかちゃんとして
リンクもちゃんとして、画像もイラストも、載せたいものです。
できたらいいな。
それではまた!
その6.休職前の確認事項
その5で今までやろうと思いつつやれていなかった、銀行やクレジットカードなどの手配お疲れさまでした。
支払方法も変更し、残高管理も自宅や携帯で出来るようになり、これでライフラインが止まる可能性や、その不安を少しでも払しょくできたと思います。
ちなみに、生命保険は可能な限り契約継続してくださいね。
メンタルヘルスで通院を始めると、新たな生命保険の契約は難しくなります。
もし加入しているものがあるならば、なるべくその保険は大切に続けましょう。
休職の社内申請等の手続きは会社によって異なりますので詳細は書きませんが、口頭のやりとりで済ますのではなく、会社の人事規程などに従った手続きをしましょう。
一般的には「秘密(機密)保持契約書」「退職届(願)」などでしょうか。
事前に社内で人事規程の休職および退職、またそれにまつわる社内独自の給付金制度の有無などを確認しておくと良いでしょう。
それなりの規模の会社の場合は「規程類は従業員が望めばいつでも見られること」がきちんと徹底されているはずですし、休職や退職にあたって必要最低限の事務手続きの説明はしてくれます。
(小規模の会社の場合、そもそも規程が無かったり、あっても見れなかったりするかも知れません)
しかし、人事が説明するのは必要最低限のみであることが多く、自分で知識を持っていなければ享受出来ない国や自治体の保証サービスも多いのです。
確認すべき事項……●重要、〇確認
●休職可能期間
(6ヶ月以上~)
●休職期間中の給与
(会社手当の有無……無いところが多いです。)
●傷病手当金の申請方法
(詳細はサンプルと共にその7に記載予定です。)
●休職期間中の連絡手段およびその頻度
(最低でも月に1度は休職延長か復職か退職かを話す必要があります。体調と相談しつつ、メールでも可能ならばそれが最も負担が無いと思いますが会社次第でもあります。頻度が高いと休養にならないのでそれは全力で回避しましょう。)
●人事規程類(給与・勤怠など)の印刷またはデータ保存
〇代休、有給休暇の扱い
(代休や有休残日数があれば、休職日から消化扱いとされることが多いと思います。その場合、その間はもちろん給与として支払われます。)
〇その他特別手当の有無
(会社独自で、病状に応じて数千円や数万円などの傷病時の手当を規程しているところもあります。)
〇緊急業務連絡がある場合、どんなケースか
(抱えている業務によっては緊急連絡が入る可能性もあります。しかし緊急連絡と言いながら業務連絡が沢山きても休養になりません、その辺は最初に話し合いをしておきましょう。)
〇復職後の対応
(時短勤務・配置転換・残業免除の可能性などなど。)
私のいた会社では、休職にあたり会社から5千円程の見舞金がでました。
もちろん1回だけの見舞金です。
休職時の給与は0円、有休や代休は順次消化扱いとされて給与が支払われました。
とはいえ社会保険料などの控除で殆ど無くなりましたが(笑)
傷病手当金や見舞金については人事から説明があり、連絡手段の希望も確認してくれました。
恐らく私のいた会社の人事部はメンタルヘルスで休職する人間にある程度の慣れがあったと思われます。
そうでない場合は自ら進んで確認していかねばなりません。
(思いつく限りで記述しましたが、追記する場合もあります。 )
次はその7.傷病手当金の申請についてです。